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2015-02-19

引退を決意する時

私は平日のトレード時間にラジオでニッポン放送を聴いておりますが、

本日の午後にゲストで招かれたのはタレントのガッツ石松さんでした。

私のようなボクシング関係者にとっては「元・世界ライト級チャンピオン」という、

先輩プロボクサーに当たる存在ですが具志堅さん同様現在はタレントとして、

「面白いことを言うおじさん」という認識の方が大半ではないかと思います。



そのガッツさんですがプロボクサー時代のエピソードからタレントに転身するまで

そして政治家を志し出馬するも落選し莫大な借金を作り返済するまでの苦労話など、

私もこのブログで取り上げたことがある方ですから大変興味深く拝聴させて頂きました。



その中で最も共感できたのは司会の大谷さんが質問をした、

『プロボクサーを引退しようと思ったきっかけは何かあるんですか?』というもの。

これが私と全く同じ理由だったことから当時の心境がよく理解できたという訳です。

ガッツさんが話してくれたのはプロボクサーとしての日課だったロードワークのことで、

毎朝 5~10Km の距離を走り込むのが当たり前だった現役時代のある日、

たった 3Km 程度の距離を走ることも辛く感じるようになってきた時に、

『ああ・・俺もいよいよ引退を考える時期が来たんだな』と痛感したそうです。



プロボクサーは世界チャンピオンにならなければ全く儲からない職業ですが、

他の職業と同じく「プロ」の肩書きを背負ったからには職責を果たさなければなりません。

ですから理由は何であれ「自分の仕事に関係することで手抜きをする」ということは、

同じ世界で「真剣に競い合っている他のプロ達」に対して失礼ですから、

『これまで真剣に戦ってきた』という自負があるのならきちんとケジメを取るべきです。



どのようなきっかけで引退を考えるのかは職業によって異なると思いますが、

やはり「今まで当然の如く出来たこと」が出来なくなった時が引き際でしょう。

「栄光の最中」にいる時は誰しも気力が充実し引退などは考えないものですが、

「情熱を失い」ひっそりと表舞台から退く淋しさはいつの時代も同じであると言えます。



本日もお疲れさまでした。



 END

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