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2014-12-09

円安が招いた暗い影

牛丼チェーン大手の「吉野家」は再び値上げに踏み切ることを発表致しました。

牛丼の「並盛」は300円を80円値上げし380円に、「大盛」を90円高い550円に、

「特盛」を120円高い680円に値上げし、牛皿も80-120円同時に値上げするとのこと。



吉野家といえば米国産の牛肉にこだわり続けていることでも有名ですが、

ニュースでは米国産牛肉の出荷量が「現地の干ばつの影響」で減少するなど、

原材料コストが高くなる上、先日も記事に書いた「急激な円安進行」も加わり、

冷凍食品や即席麺で相次いでいる値上げの波が外食産業にも波及し始めたと報じ、

「年末商戦」で大忙しになるこの時期に何やら嫌なムードが漂って来たように感じます。



円安と株高に湧き上がっているのは株式市場などのマーケットばかりで、

期待先行とは裏腹に実体経済に暗い影を落とし始めているのは明白です。

ワンコイン以下で昼食を済ませたい妻子あるサラリーマンの方にとっては、

消費増税に加え100円前後の値上げというものはかなりの痛手となります。

もちろん外食産業側にとっても値上げをしなければ採算が合わない上に、

それが原因となり消費を手控えられるという「Wパンチ」に苦しめられている訳です。



これまでの安倍政権は「株高を演出する」ことで支持率を維持してきた訳ですが、

「GDP改定値」の予想以上の悪化なども踏まえ、そろそろ限界のような気も致します。

言うまでもないことですが「消費税の増税が失敗である」ことは誰の目にも明らかであり、

私も含めた以前からの「増税反対者」は『ほら見ろ!だから言っただろう!』となる訳です。



『3党合意を守れよ!』と自民党に詰め寄っていた「かつての与党」である民主党は、

『増税なんてとんでもない話しだ!』と与党時代の自分達の責任は棚に上げた上、

今ではすっかり手の平を返し「現与党の責任」であるかのように批判を繰り返す始末。

私は以前から申し上げているように安倍政権を擁護している訳ではありませんが、

『消費増税はお前らがやれって言ったんだろう!』と民主党にも呆れ返るばかりです。



今回の選挙も「与党有利」に変化はないものの「獲得議席数」については怪しいものです。

麻生大臣の失言もあり「まさかのネガティブ・サプライズ」が起こらないとは言い切れません。

いずれにせよ「景気回復への道のり」は、未だ道半ばであるということです。



本日もお疲れさまでした。



 END

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コメント

過去の増税の度に景気が低迷したことをみれば誰もが増税しても景気回復などしないとわかっているのに
苦労知らず、世間知らずの政治家は何もわかってないですね。
アメリカでしたっけ!?あまりの不景気に減税して成功したのは!?
日本政府にも見習ってもらいたいですね。

Re:

闘う柔整師くん、その通りです。

確かにアメリカはリーマンショックの後に減税に踏み切ったし、
長期に渡る金融緩和策が成功して再び経済力を高めてきたのは事実。

金融緩和に関しては昨年までのアメリカと同じことをする訳だけど、
消費税の増税によりアベノミクスの恩恵を台無しにしたことも事実です。

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