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2014-11-03

1ドル120円台へのシナリオ

先週金曜日の株式市場は「週末」であり「月末」でもあった訳ですが、

殆どの市場参加者が予想していなかった「サプライズ」が発生致しました。

株式投資をされない方でも既にニュースなどでご存知だとは思いますが、

これまでリップサービス以上の行動には踏み切らなかった日銀の黒田総裁が、

『追加の金融緩和やるよ~』と言ってしまったものですから市場はロケット発射。



カラ売りを仕掛けていたトレーダーが慌てて買い戻しを始めたことによる「踏み上げ」で、

殆どの東証銘柄が一斉に暴騰し始めドルは112円台まで上昇し約7年ぶりの高値を更新。

私も午前中はカラ売りの指値注文を出してありましたが一向に高値を更新しないため、

週末要因も考慮し午後には注文を取り消して10月のトレード収支を計算していた訳です。

おそらく14時を少し回った頃、何気なくパソコンの画面を覗いた私は目を疑いました。

先物の5分足チャートが津波の如く垂直に急上昇し、私の売り注文を越えておりました。

あのまま注文を取り消さずに目を離していたら一発で「死亡遊戯」を喰らっていたでしょう。

私は「パニック買い」を静観しながら『おいおい、黒ちゃん・・・大丈夫かよ?』と呟きました。



最近は自民党内でも『10%への消費増税は見送るべきだ』とする弱気派も多く見受けられ、

タカ派で知られる黒田総裁は一貫して『増税に踏み切るべきだ』との考えを崩しておらず、

今回のサプライズは黒田総裁からの『だからお前らも決断しろよ!』という暗黙の圧力で、

安倍内閣はますます「増税に踏み切らざるを得ない状況」に追い込まれてきた訳です。



『急激な円安進行が経済に良い影響を与えるとは言えない』ことは周知の事実ですが、

海外のヘッジファンドやジャーナリストの間でも「1ドル120円台」を予想する声が多く、

もちろん為替相場にも絶対はない訳ですが「当面の目標数値」になると思われます。

そうなれば当然「日経平均株価」も20.000円台を目指して行くことになりますから、

日本株は理論上「リーマンショック前の高値」を抜き去るというシナリオが想定されます。



しかし、問題はそこからです。

1ドル120円台で「インフレ率2%」の目標は間違いなく達成されるでしょうから、

そこで日銀が「出口戦略」を持ち合わせていなければ「円安バブル」は崩壊する危険性も。

「過度の円安進行」により倒産する日本の中小企業も後を絶たないと言われておりますし、

『安倍内閣は株高内閣だ』と人気取りをしたところで手放しでは喜べない状況にある訳です。

今後の「日本経済の先行き」は真の景気回復が確認されるまで依然楽観視できませんが、

同時に「政府と日銀がどこまでやれるのか?』その手腕が試されることになります。



本日もお疲れさまでした。



 END

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コメント

金曜日すごかったですね‼︎このまま一気に上げてほしいです(笑)それにしてもyuukiさんはいろいろ詳しいですよね?ほんと尊敬しちゃいます‼︎

Re:

越川さん、読書好きなだけですw

大幅高の反動は何処かで必ず出ますから、
ここからは利益を確保することが大切かと。

「待てる投資家」には何度でもチャンスは訪れます。

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