fc2ブログ
2014-09-13

8オンスの世界へようこそ






これは私と対戦者の名前が刻まれたボクシングのミニチュアグローブです。

左側のグローブに書いてあるトーナメントの決勝進出者への記念品として贈られました。

え?結果ですか?・・・勿論スカッと爽やかに私が敗れ去りましたww



私は現役時代「スーパーライト級」と「ウェルター級」という2つの階級で試合を行いましたが、

グローブの重さはSライト級(63.5kg)が8オンス、ウェルター級(66.6kg)が10オンスと、

この階級を境目に試合で使用するグローブの重さが変わる訳です(現在は知りませんが)。



私はフィットネスクラブのインストラクターからプロボクサーへ転向しましたから、

会長曰く『既にウェルター級の身体が出来上がっている』と言われたほどでしたが、

同期入門の後輩で後に日本ミドル級チャンピオンになる男が居たことで話し合うことに。

トレーナーが言うには『あいつ(後輩)の身体はまだ成長期でいずれお前よりも大きくなる』と。

日頃から2人共本気で頑張れば日本チャンピオンくらいは狙えると期待されていましたから、

『同門対決を避ける意味でも階級を譲ってやってくれ』という師匠からの申し出もあり、

こうして私は1階級下のSライト級で新人王のトーナメントに出場することになった訳です。



私はデビューした年に1試合、2年目に1試合と計2試合をウェルター級で戦いましたが、

デビュー戦はSライト級だった事やその時の相手がボクシング人生で最も強打者だった事、

それらの感覚もあり初めて10オンスのグローブをはめた時の衝撃は大きなものでした。

『えっ!?ナックルを当てる部分こんなに分厚いのかよっ!!』と心の中で絶叫ですw

『こんなにでかいグローブで殴りあったって全然効かねェだろう?・・・』と思いながらも、

結局私が出場したウェルター級での2試合はどちらも私のKO勝ちという結果でしたww



『デビュー戦の相手が最も強打者だった』と上記致しましたが、

私自身も強打者であることを自覚させてくれたのが2戦目のウェルター級での試合でした。

「固くて重いパンチ」という拳の質感は練習用の16オンスでもはっきりと判るらしく、

他のジムへスパーリングに行けば相手の選手から『パンチありますね』と言われることも。

早いものでジム入門から今年で19年の歳月が流れましたが、

『あの頃、私は確かに8オンスの世界で戦っていたのだ』と懐かしくもほろ苦い気持ちです。



皆さん素敵な週末を。



 END

スポンサーサイト



   

コメント

グローブの意味

ボクシングは空手と違ってスポーツなので、相手と自分の拳を守るためにグローブをはめる、、、、、と思っていたら、実はグローブとは「相手を思いっきり殴る為の道具」だという事が、あの六年間で解りました。

Re: グローブの意味

ポッチンさん、俺もそう思います。

ベアナックル(素手)時代の試合は、
網膜剥離で失明したり死人も多かったとか Σ(゚д゚lll)

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://yuuki20120509.blog.fc2.com/tb.php/817-f06e9979
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Copyright (C) 「Y's BAR」 へようこそ. All rights reserved. Template by Underground