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2014-02-23

ファイティング原田さんからの贈り物

昨夜、ファイティング原田さんの半生を描いたドラマが放映されていましたね。

原田さんと言えばプロボクシングのフライ級・バンタム級の2階級制覇王者ですが、

私が生まれる前のことですから、もちろん録画された映像でしか観たことがありません。



このドラマを観ている最中、私はあることを思い出しました。

我が家にはファイティング原田さんから頂いたサイン入りグローブがあることを。

飾る場所も無いため、引っ越してからはダンボールの中に眠ったままの状態でしたww

「特注」と書かれたビニール袋を取り外して撮影。











原田さんのサインにプラスして「根性」の二文字が記されています。

なぜ私がこのような特注のゴールデングローブを持っているのか?

これは数年前に他界した、ジムの元オーナーだった方が手配してくれたもの。



私がデビュー戦でKO負けし、眼底骨折等で手術を受けたことは以前記しましたが、

退院後10ヶ月のブランクを経て、2戦目は1RKO勝ちを収めることができました。

その当時はオーナーの主催で、ジムのスタッフと選手を集めた忘年会が毎年開催され、

そこで「ジムの年間MVP」を選出し、当人にはオーナーから記念品が贈与されます。

ジム設立1年目のMVPは、他のジムから移籍してきた先輩のプロボクサーが授与し、

2年目のMVPは、大怪我を克服してKO勝ちを収めた私が頂いたという経緯です。



入院中、大企業の社長でもあるオーナーが、わざわざお見舞いに来てくれたことがありました。

折れた鼻に詰め物を入れられ、大きく腫れ上がった私の両まぶたを見たオーナーは、

『デビュー戦でこんな大怪我をしたんだ。引退するのも無理はない』と思ったそうです。

もちろんこの話しは、MVPを頂いた時に初めてオーナーから聞いた話しですが、

会長からも、私をプロデビューさせてくれた先生からも同じ意見を聞かされました。

以前も同じことを書きましたが、何も知らないって本当に恐ろしいことですねww



『会長から「2戦目はいつですか?って稲垣が言ってるんですよ」って、

電話が来た時は驚いたよ。普通はもう怖くてリングには上がれないもんだ』

オーナーから、そう労ってもらったのを今でも覚えています。

グローブに書かれた「根性」は、おそらく原田さんがいつも書く言葉なのでしょう。

それでも私にとっては、元世界チャンピオンから送られた大切なメッセージです。



「努力」と「根性」、今の世代には嫌がられてしまいそうな言葉ですが、

これは私達が親から受け継ぎ、戦後の「経済大国日本」を造り上げた言葉でもあります。



 END

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コメント

『努力と根性』、どうでもいいことですがSMAPのシングルの『がんばりましょう』の歌詞にもありました。
そしてファイティング原田物語はまだ半分しか観ていません。
ボクサー役が初めてではない市原隼人さんにはもう少しシャドーを上手くやってほしかった。

Re: タイトルなし

闘う柔整師くん、おはようございます。

市原隼人くんに限らず俺達元プロから観れば、

シャドーである程度の実力は判ってしまうよね w

宝物

ジムのオープニングパーティーでの原田さんと握手してる写真は宝物です。
後楽園のエレベーターでも偶然一緒になって握手してもらいました。

2回とも両手でギュッと握ってくれたのが嬉しかったなあ、、、。

それに比べて畑山は本当に嫌な野郎だった。

Re: 宝物

先生、同じチャンピオンでも人間性は様々ですね。

畑山はボクシングのセンスはあると思いますが、
あまりファンサービスするタイプではないようですね。

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