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2013-07-21

犬もおだてりゃ木に登る

タイトルを観て『ブタの間違いだろ?』と思われた方、

これには理由がありますので説明させて下さい。



私がトレーナーとして5年ぶりにボクシングジムに復帰した頃、

半ばケンカ状態で現役を引退し、ジムを去った私に何度も電話を下さり、

引退を思い留まるよう何度も説得してくれた当時のジムオーナー、故・M社長。

その社長が、スタッフ会議で私達トレーナーに語った言葉が本日のタイトルです。



会議の席で社長が言いました。

『選手を怒鳴っちゃいかん。ほめてやる気を出させるのがトレーナーだ』と。

そして、こうも言いました。

『ブタもおだてりゃ木に登るって言葉があるだろ?

ブタじゃなくたって、ほめられりゃ木に登っちゃうんだよ』



これは、名トレーナー・エディタウンゼント氏が実践していた手法であり

【脳機能学】的にも正しい指導方法であるということです。

ジムの会長には『もっと怒鳴り散らせよ!!』と言われていましたが、

私はそういう指導方法が大嫌いだったので、それだけは譲りませんでした。

私が選手を大声で叱ったのは、トレーナー時代に2回だけです。

私なりに筋を通してのことで、今でも必要だったと思っています。



『ほめる』ということに関しては、エディさんほどは出来ていませんでした。

日本人はどちらかと言えば、ほめるのが下手ですよね。

しかし私は、ウソをついてまで選手をほめるのは抵抗がありました。

自分が現役の時も『いや、今のじゃ全然駄目だよ』と思っている時に、

ほめられても納得がいきませんでしたから、私が心がけていたのは

『私の信念に基づいて』私がベストだったと判断したものは、

『選手がどう感じていようと私は評価している』という部分をしっかりほめよう、

そう心がけて選手と向き合おうと考えていました。

もちろん今より未熟者でしたから、どこまで選手に伝えられたかは解りませんが。



『お前、もっとしっかりやれよ!!』と怒鳴らなくても、

やる気でいっぱいの人間は、放っておいても勝手に頑張ります。



人を上手にほめ、やる気を起こさせる才能のある人は、

様々なジャンルに必要な人材ですし、私達が見習うべき指導者でもあります。



 ~END~

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コメント

木に登った

ジムで色々な人に教わったけど、、、

闘魂ジャッキーさんにたまにミットやってもらうと、
「うわっ!スゲーパンチっすね~、殺人パンチだ~。」みたいにノリノリに持ち上げてくれました。

じつに気分よく練習できた思い出があります。


初めの頃に会長に5ラウンドくらいミットやられると胃が喉からでそうでしたが、、、、


今もひーひーシゴカレてるけど、
ボクシングも楽しかったなあ。

Re: 木に登った

先生、ジムで一番ほめ上手なのは須藤さんでしたね。

須藤さんのサービス精神は、まさに客商売に向いています。

そうだ、『全柔連』のコーチも須藤さんにやってもらいましょう(笑)

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